製薬会社や化粧品メーカーで研究や開発を将来的にやっていきたいです。
私も製薬会社に興味があります。
でも、田舎には行きたくないので、立地が良いメーカーはありますか?
調べてみたら、配属人数が多い研究所が
かなり立地の良いところにある企業もありましたよ!
生まれも育ちも田舎ですが、
やっぱり都市部への憧れがあるので社会人では都市部に行ってみたいです。
それはかなり励みになります。
都市部でしか生活をしたことがないので、これからも都市部希望です!
では、これから詳しく紹介していきます。
「化粧品・医薬品メーカー&都市部」希望の人にとって参考になればと思います!
はじめに
日本の代表的な西と東の大都市である大阪と東京の都市部の近くで勤務できる企業をピックアップしていきました。
東京や大阪の大都市圏内での配属の割合は以下の計算式で算出し、用いる値は就職四季報総合版を参考にしました。
大阪市や東京23区と言っても栄えているエリアとそうでもないエリアがあるので、あまり厳密には区別していませんが、
ざっくりと大阪なら梅田や難波、東京なら都心、副都心、新拠点などに行くのにかかる時間が1時間以内と思ってもらって差し支えないです。
今回紹介する都市圏割合は就職四季報を参考にしたので、情報を公開していない企業に関しては記述することができなかったのでご了承ください。
東京付近の可能性が高い企業
コーセー
コーセーは、東京都北区に研究所があり、秋葉原まで電車で20分程度で行くことができるので、非常に立地が良いです。
工場は東京以外にもありましたが、研究開発職はみな北区の研究所に配属されているので、化粧品開発に携わりつつ都内に住みたいという希望を叶えられる企業であると思います。
技術系の入社者が全員東京23区内での配属であり、
「理系=地方」の常識に当てはまらなく、はじめ見たとき驚きました!
ライオン
多くの人が江戸川区にある研究所に配属されていることがわかります。
他の拠点では神奈川県小田原市に工場や研究所があるのでそちらへ配属される人数も比較的多いです。
最寄りの平井駅までは1kmほどありますが、上野や秋葉原まで7キロくらいの位置で
近くて良いですね!
佐藤製薬
佐藤製薬は、八王子市に工場があり、品川に研究開発拠点があり、同じ研究開発職であっても基礎寄りか応用寄りかによって東京の中でも大きく配属地が異なると推測できます。
技術系入社者の約半数が品川に配属されるので、東京で働きたいという想いを叶えやすく、また遠くても八王子であるので非常に配属リスクが低い企業であると感じます。
八王子も許容範囲の人にとっては東京都内での拠点が多いのはかなりのプラスポイントですね。
第一三共
過半数が配属される研究開発センターが品川にあり、製薬会社の超大手企業の中で唯一東京23区に配属人数が多い研究所を有している企業です。
しかし、東京23区内の配属割合は58%であり、他の配属先として人数が多い神奈川県平塚市には研究センターと工場があり、品川の拠点に次ぐ人数が配属されています。
他には群馬県にも研究センターがあり、関東に拠点が集中している企業です。
品川の研究所に行く可能性が比較的高く、
さらに製薬会社の中でも大手であるので人気が高いのも納得です。
中外製薬
東京都北区には、中外製薬の工場や研究所が集中していることもあり、主要な拠点であることが推測できます。
神奈川県鎌倉市や静岡県にも研究拠点があり、それぞれ10人程度配属されていることからもちろん東京以外への配属の可能性もありますが、
鎌倉の拠点は品川駅まで一時間程度で行くことができ、東京から少し遠い距離であるが意外と所要時間が短いという印象を受けました。
技術系入社人数も多く、その中でも中央区や北区に多く配属されています!
大正製薬
リクルートサイトには、職種に応じて配属の拠点が示されており、大宮の敷地内に研究所と工場があるので研究職や生産技術職など非常に多くの社員が働いていることが分かります。
また、開発職に関しては本社である豊島区の配属となっています。
リクルートサイトでは埼玉の北部エリアにある工場や岡山の工場への配属の可能性もあるとの記載がありましたが、今回参考にした四季報ではそれらへの配属は記載がないことから今回はそれらの配属は0人として、算出しました。
埼玉の大宮か東京の豊島区かであり、東京の近くに住める大衆向け医薬品メーカーですね!
日本ケミファ
日本ケミファは、最も多く配属されている拠点である研究所が埼玉県にあり、駅から遠いのがマイナスポイントではありますが、最寄り駅の八潮駅から秋葉原駅までは20分程度であるため
駅近くの家であれば非常に東京へは行きやすい場所であることが分かります。
大阪付近の拠点の割合が高い企業
塩野義製薬
大阪にあるいずれの拠点も梅田から30分前後で行くことができる拠点となっています。
兵庫県にあるイノベーションセンターは尼崎市にあるので、こちらも梅田からは比較的近い位置にあります。
拠点は複数ありますが、技術系の社員が配属される拠点はいずれも大阪の中心地付近にあるのが大きな特徴です!
関西に拠点を置く大規模な製薬会社で、かつ都市部で研究ができる企業となっています!
小野薬品
小野薬品の技術系の拠点は大阪以外にも多くあり、研究所もつくばや福井県などにもありますが、非常に多くの技術系の人が大阪三島郡にある研究所に配属されています。
企業のホームページを見ても、三島郡にある研究所についての説明が他の研究所よりも詳細であり、メインの研究拠点であることは確かでしょう。
梅田からは距離が少しありますが、駅から近いことで40分以内で拠点から梅田まで行くことができるのが良い点であると思います。
少し都市部からは離れていますが、関西の恵まれた快速列車により
難なく梅田に行くことができます。
大日本住友製薬
大阪には総合研究所や大阪研究所がありますが、いずれも梅田駅からは近く、特に吹田市にある総合研究所は駅チカであり、拠点から梅田駅まで20分程度で行くことができ、非常に立地が良いです!
技術系は全員大阪配属となっていますが、事務系総合職は勤務地が全国各地となっていることからか大阪に限定されているのは技術系特有のことであるので注意しましょう!
配属人数は少ないが、研究所がある立地は非常に良いと感じます。
東和薬品
門真市には2つの研究所、本社、工場があるため主要な拠点となっています。
門真市の拠点は最寄駅の門真市駅からは少し距離がありますが、門真市駅から梅田までは30分程度で行くことができるので住むところによってはとても便利です。
また、兵庫や京都へ配属される可能性も少しあるので、関西を中心に展開している企業であると分かります。
小林製薬
小林製薬は、大阪市淀川区に工場があり、茨木市の研究所にもあるので大阪に集中しています。
茨木市にある研究所は駅からは距離が少しありますが、車であれば30分程度で梅田へ行くことができる位置にあります。
事業所は全国各地にありますが、少なからず今回の計算では誰も大阪以外へは配属されていないので、
事務系の社員が全国各地へ配属されています。
全員大阪へ配属され、さらに中心地に行きやすい企業となっています!
日本新薬
日本新薬は本社や2つの研究所が京都市にあり、京都が主要な拠点であると考えられます。
さらに駅にも近いことから梅田にも行きやすく、もちろん京都の充実した市バスを利用して河原町に向かうこともできる立地となっています。
京都市に研究拠点がある製薬会社となっています。
ミルボン
ミルボンは、技術系の入社人数が少ないが、技術系の多くの人が大阪市都島区に中央研究所に配属され、梅田に10分で着くことができる非常に好立地な場所に研究所を有しています。
まとめ
最後に企業ごとの割合を表にまとめます。
ぜひ、企業選びの参考になればと思います。