先日、田舎にある拠点へ配属されました。
街を散策したり、暮らしていく中で田舎の大企業が与える影響がとても大きいことを実感したので紹介していきます!
はじめに
まず、初めに私の田舎の定義を行っていきます。
今回は、田舎の大企業の影響力を実感したことについて記述していきますが、
人によって田舎のイメージが異なると思います。
地方政令指定都市の規模であっても田舎と呼ぶ人はいるとは思いますが、
私が今回定義する「田舎」は以下のようなものです。
- 遠出をしなくても生活はできる。
- 繁華街がない。
- 車があることを前提に街が作られている。
- 時間の流れがゆったり。
したがって、山の中にあったり、広大な敷地で農業が行われていたりする場所でなく、
街として機能しているが、オフィス街や繁華街などがない街として認識してくれればよろしいと思います。
具体的に、初日に感じたその土地の感想については他の記事で紹介しているので、具体的に知りたい場合は参考にしてください。
住所だけで企業がバレるときもある
「そんな冗談でしょ!」 と思うかもしれませんが、
とりあえず住所を書いたり、伝えるだけで企業がバレます。
社員寮ということもあり、街の人は様々な人と接している中である程度把握できるようになったことが原因かもしれませんが、
少なからず、窓口で客とのやりとりをしている人はその会社の寮の名前などに関しては認知していると感じました。
私が実際に以下のような場面で住所を書いたり伝えたときに体感しました。
- 役場
- 美容室
- タクシー
役場
役場では、転入の際に、住所を書いて窓口に行きました。
すると窓口のおじさんは、住所を見て「〇〇会社の方なんですね。」と一言。
もしかしたら年齢と時期的に推測しやすいのかもしれませんが、
住所を見て自分の所属が特定されたことは今まで経験しなかったので、とても驚きました。
美容室
散髪を行うと雑談をすることになると思います。
雑談の中で、「どの辺に住んでいるの?」
のような話になります。
そのときに「〇〇のエリアに住んでいます。」
と答えるわけですが、
特に何も言わなくても「いつごろ引っ越してきたの?」と聞かれるようになるので、
多くの人と接している美容室の人は、何となくどのエリアがどの企業の寮が多いかなどは
察しがついてくるのではないかと推測しています。
タクシー
何十年にもかけて先輩方がお酒を浴びるように飲むことでお世話になったタクシーに関しては御用達です。
また、寮ということもあり人数が多いということもあり、タクシーの利用も自ずと多いということも理由の一つであるとは思います。
タクシーの運転手に建物名や住所をいうだけで、「またあそこか」のような表情を見せてくれます。
家の説明が楽で非常に良いです (笑)。
経済的な影響
街によっては、その企業で成り立っているものもあり、田舎の大企業の影響はとても大きいです。
雇用、人口流入、税金など非常に地域に与える影響は大きいです。
コンビナートや工業団地などで複数の大企業がある場合、莫大な雇用が生まれるので、人の流入を増加させ、流出を抑え、大開発などを行わずとも人が安定して居ることになります。
過去に私の故郷では、昔大手企業が拠点を縮小することで、工場を廃止したことがありました。
私の故郷にとってその企業の拠点の存在はとても大きく、工場が廃止されたことにより、以下のようなことがドミノ倒しで起こりました。
- 人口減少
- 夏祭りの廃止
- 工場近隣の施設の廃業
人口減少は全国的に問題となっているので、もちろん工場廃止だけが原因ではないと考えられますが、
夏祭りの廃止が起こったことから財政面でもかなり苦しくなったというのを肌で感じました。
まとめ
今回は、田舎の大企業の影響について紹介していきました。
田舎の大企業がいくつかあるだけで、その街の財政面や街の活性化にとても重要な影響があると実感しました。
また、街の人にとっては認知度も高く、時には寮の名前も知られているので、
学生時代とは異なり、迷惑をかけると大変なことになるのであまり良くない行動を起こすと大変なことになると感じています。