化学メーカー研究職 研究室生活で入社までにやるべきこと 

大学の研究室

Koji
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化学メーカー研究職のKojiです。

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業務を進めていく中で、入社までにやったほうが良いことがしばしばあるので、

紹介していきます!

 

最低限使用している機器については理解すべき

最低限自分が使用している機器の使い方に関しては理解しておきましょう!

企業に入って新たに覚えることがたくさんあります。

自分が使っている、もしくはたまに使用していた機器の使い方が

わかるだけでもかなり入社してから楽です。

学生時代に携わっていた分野と類似の研究を企業に入ってから行うことは非常に稀です。

しかし、原理は似ている機器や全く同じ機器を企業に入ってから使用することは

珍しくありません。

特に新しいことをやっておく必要はありません! 最低限自分が使用している機器については使用方法も含め深く理解しておきましょう!

もっと勉強しておけば良いとは全く思わない

しばしば、

「大学院のときにもっと研究していればよかった。大学の時にもっと学習していればよかった」

という人がいますが、私は全くそのように思いません!

入社してから何が活きるかは入ってみないとわからないからです!

また、業務の中で突然大学で慣れ親しんだことに直面して、昔やったことが活きることもあります。

正直予知できません。

なので、私は「もっと勉強しておけば…」とは全く思いません。

最低限自分が触れてきたことや詳しい分野を作っておくくらいで十分であると思います。

その分野に直面した時に「自分に任せておけ!」という状態くらいにはしておきましょう!

プレゼンの場数を積む

学生時代にプレゼンの場数を積むことが非常に重要です!

発表が上手になったり、資料作成が効率的に行うことができるようになるからです。

会社に入ってからは自分の研究の内容を上司と共に考察したり、

プレゼンをする機会が非常に多いです!

もちろんあまり長い時間のプレゼンを行うことは稀ですが、

ちょっとしたプレゼンは非常に頻繁に行われます。

学生時代に資料をはやく作成するコツなどを習得したり、プレゼンでの進み方などを習得することは非常に有益です!!

論文にたくさん触れたり、論文の調べ方を身に付けておく

学生のうちに論文をたくさん読んだり、あったらいいなと思う論文を調べる方法を身に付けておくことは非常に重要です。

企業では限られた時間でパフォーマンスを発揮しないといけない環境にあります。

読みたい論文を検索する方法などについては学生のうちに習得しておきましょう。

また、たくさん論文を読んでおきましょう。

たくさん論文を読んできた人であれば、

全部を読まなくてもその論文で言わんとしていることや、参考にすべき箇所などがどこに書いてあるのかが経験からわかります。

論文を読んだり、検索に時間をかけることができるのは学生のうちなのでしっかり習得しておきましょう。

学生のうちに身に付けておいた論文検索方法や論文を読む方法などはと企業に入ってから活かせます!

自分一人でも研究を進められるくらいの力をつけておく

大きなテーマは研究室の先生から降りてくることが多いとは思いますが、

そのテーマをどのように進めていくのか

テーマを進めるためにどのような論文を参考にして研究活動を行っていくのかなどに

関しては自ら取り組めるようにしておくとよいです!

企業に入ると「どうしてそう思うのか、そう判断する根拠は何か」また、「そのデータを踏まえて次の日からどのような研究を行うのか」

については大学に比べてシビアです。

そのため何となく先生に従ってそのうち卒業するとという大学の研究室生活→自らテーマを推し進めていく研究室生活

にシフトしていくことが必要です。

学生時代に身に付けた深く考える癖は企業に入ってからも活かせます!

短期計画や長期計画を立て、効率も追求する

計画を立てたり、効率を重視することは学生のうちから行うべきです。

学生は残業という概念もないですし、

上手くいかなくてもそれが研究という側面もあるので、

時間に関してはしっかり管理している人は少数派であると思います。

企業で研究を行うと限られた時間で何をするのか、残業時間を少なくするなど効率的に研究を行う必要があります。

実際、私は学生時代のときはあまり時間を気にせず研究を行っていましたし、

効率的に研究活動を行うということは頭にありませんでした。

そのため、企業に入ってから限られた時間で研究できるように工夫することは非常に苦労しました。

学生のころからできる限り早く帰れるように効率を重視して研究を行うことは企業に入ってから間違いなく活かせます!

英語を話せるようになっておく

英語はあくまでコミュニケーションツールですので、学生のうちに英語が使える状態になっておくことが重要です!

もちろん社会人になってから英語を勉強することに関しては手遅れというわけではありません。

しかし、段階としては「英語を使用できる状態になっていき、英語を使ってディスカッションやコミュニケーションを取る」

あくまでツールとして使える状況になっておくことが重要です。

入社前にTOEICの試験を課せられる企業もありますし、入社後に絶対にTOEICを受けるように言われることもあります。

もちろんTOEIC高得点=英語が話せる

というわけではありませんが、

ある程度英語が話せる人であれば、メーカーで必要なTOEICのスコアに達するのは

労力が少なくて済みます。

英語が話せなくて困っているという人がいましたら、

私が学生のときに英語が話せるようになった独学トレーニング法を参考にしてください!

まとめ

今回は、化学メーカー研究職を考えている人が入社までにやるべきことについて紹介していきました。

今回挙げた項目はこれです。

  • 最低限使用している機器については理解すべき
  • もっと勉強しておけば良いとは全く思わない
  • プレゼンの場数を積む
  • 論文にたくさん触れたり、論文の調べ方を身に付けておく
  • 自分一人でも研究を進められるくらいの力をつけておく
  • 短期計画や長期計画を立て、効率も追求する
  • 英語を話せるようになっておく

これらのことができると企業で研究を行うようになってから苦労が少なくなると思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。