アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」とは
アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」を知っていますか?
私は観ていましたね。「The 理系」の作品で
自分の研究室と照らし合わせたりして楽しめました。
私も研究室での経験が長いので楽しめました。
理系が恋に落ちるまでの論理的な方法はさておき、
客観的に研究室を観れるのは新鮮でしたね。
今回は作中の研究室は現実と似ているのかについて紹介していきます!
はじめに
アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」とは、大学の研究室をテーマとしたアニメで、
研究室に所属する2人の男女が「好き」という感情を数値で証明するという物語です。
ジャンルとしてはギャグマンガであり、
「好き」という感情を数値で証明する中で研究室の日常が描かれているので、
研究室の日常を笑いと組み合わせ世にあまり知られていない研究室について
気軽に研究室を知るととができる作品です。
作品の中で本当の研究室にあることとないことについて考察していきます。
一致している点
はじめに、本当の研究室と一致していることについて示します。
- 好きな時間に来て、好きな時間に帰ってよく、研究室でゲームをする人やいつになっても操業研究が進まない人もいる
- 論文をひたすら読むことになる
- 料理を正確にやろうとする
- 何でもデータで説明しようとする
- 研究室の先生は少しうっかり
- ゼミなどの発表練習でダメ出しをくらうので先生の反応に怯える
- 前期課程終了など節目節目で打ち上げを行う
- 研究が分からな過ぎて発狂しそうになる
- 学会での渡航があり、ホテルで発表練習の指導をうける
- 他の発表者の研究がタイトルからわからない
- 「素人質問で恐縮ですが….」の質問が致命的
おおむね本当の研究室と一致していることに関してはこのようになりますね。
作者が大学院で研究室に所属していただけあって一致している点が多いですね!!
私も研究室に入った当時は論文をたくさん読みました。英語も
研究分野も全く分からないのでとても大変でした。
作中では配属直後に論文をひたすら読ませていますが、
論文をひたすら読むのは初学者向きではないですね。
料理はしっかりレシピに従えば実験と違ってだいたい上手に作れるので最高ですね!
さすがに作中にあるような「有効数字まで気にする」ことはしませんが。
また、データや数値を用いると論理性が増すので、最近は説得力を持たせるときはデータを使ったりしています。数年前まではこんなことはなかったので、私もすっかり理系に染まったなと実感しています。
私もデータは客観的に判断する材料になるので多用しています。
この前、「素人質問で恐縮ですが….」の質問で撃沈しました~
素人ではなく科学歴20年超の大ベテランですからね。
学会発表ですね。私も何回か参加しましたが、
違う分野の研究は全く理解できませんでしたね。
自分の研究分野でも難しすぎて発狂するときがあるのに、
違う分野は本当にお手上げです~。
不一致である点
続いて本当の研究室とは異なる点について説明を行っていきます。
- 「好き」の証明を行う
- モノの良さを表すときに評価指数を用いる
- ゼミでの発表者は希望者のみ
- 先生がめっちゃマッチョ
- 素数山手線ゲーム
おおむね本当の研究室とは不一致なことに関してはこのようになりますね。
「好き」の証明は行うためなかなかカップルにならない人たちを見たことがありません (笑)。
むしろ閉鎖的な空間であるので研究室内でも男女は恋愛するのはかなり早いと感じます。
あれはフィクションならではだと思います。あとは、
女性が非常に多い研究室なので、ある意味非現実です(笑)
あとは、モノの良さを判断したい時に、評価ポイントを細分化して判断することはないですね。
もちろんモノの良さは論理的に考えることはありますが。
先生もあんなにマッチョではなく、基本的に研究者はぽっちゃりorやせ型の体格の人が多いですね。
あそこまで評価指数で細分化をするとちょっとモノの購入にも神経を使い過ぎて疲れそうですよね。
また、飲み会では素数山手線はやりません!
私は化学系ですが、芳香族化合物山手線ゲームとかやりませんよ(笑)。
飲み会くらいは理系から離れたい気分です。
まとめ
今回は、アニメ「 理系が恋に落ちたので証明してみた 」について真偽を確かめてみました。
なかなか理系の世界は民衆に知られていないので、
このような形でアニメで広まってくれると、
大学院生など研究室の実態をなかなか理解してもらえない立場の人にとってはかなり良いことですね。