こんにちは。化学メーカー研究職のKojiです。
今回は、みんな大好き「給料」について、
院卒ホヤホヤの私が紹介していくので、給料について気になる方は参考にしてください。
初任給の明細を見たときの心情
「何もしていないのに、こんなに貰っちゃっていいの?」
となりました。
それもそのはず、研修でずっと話を聞いていたような感じであったからです。
特に会社に対しては、何も貢献していないですし。
さらに、意外と給料からは引かれていない!
ほとんど給料からは引かれていないので、余裕で手取りで20万を超えていました。
おおむね化学メーカーの給料に関しては院卒で23万円~25万円ということを考えると、
院卒であれば化学メーカーは、初任給は余裕で手取りは20万円を超えてきます。
思っていたより、手取りが多く、学生時代には得られなかった額であったので、
テンションはかなり上がったのを覚えています。
2か月目の給料の悲劇
しかし、2か月目に悲劇が訪れました。
2か月目の給料を見たとき、涙が出そうになりました。
手取りが20万円を下回っていました。
これは大問題です。
以下による控除がかなり重くのしかかりました。
- 厚生年金
- 健康保険
- 源泉所得税
そんなに給料も高くないので、所得税は比較的高くはありませんでしたが、給料自体があまり高くない状況ではそれでも重くのしかかります。
この月収が一年間続くのか~、やっぱり社会人は大変なんだなと。
2年目からはさらに住民税が引かれるとさらに手取りが少なくなることが予想されますね。
- 厚生年金
- 健康保険
- 源泉所得税
- 住民税
実際には2年目からは残業時間が自ずと伸びるので手取りは2年目のほうが高いとは思いますが、
税金として引かれる項目が増えるのは大打撃です。
状況によっては余裕で手取りは20万円を下回るようになり、
金銭的にはそこまで余裕はなさそうです。
正直、高校~大学~大学院まで理系として座学や研究に多くの時間を費やしてきた身からすると、
「今までも、これからも、理系は学習量が多くて、苦労するのになあ、何だかコスパが悪いなぁと」
と考えざるを得ませんでした。
もちろんコスパで職業を決めるのはいかがなものかとは思いますが、
大学のときにパンパンの必修科目で学び、必死で研究をしてきて行きつく先がここかと思ったら、少し悲しくはなりました。
必死で習得した知識や経験がどこかで活かせることを期待する日々です!
給料と手取りの年間での換算
年間で換算するとどのような金額になるのかは素直に気になりました。
そこで、年間の給料と手取りを換算してみることにしました。
賞与手取り計算ツールZEIMOを活用し、賞与における手取りを算出しました。
賞与は大手企業は基本給の2~2.5か月分という風に言われているので、
年間で考えると基本給の4か月分と5か月分ということになり、それぞれで算出を行っていきます。
しかし、院卒一年目の場合、夏のボーナスは満額はもらえないので、年間の総ボーナスで考えてもあまり高い金額にはなりません。
賞与が基本給の2か月分の場合
基本給が23万円と25万円で場合分けを行い、
賞与が基本給の2か月の場合を算出し、以下のような値となりました。
ちなみに、ボーナスは前年の年収から一年間の住民税の納税額が決定するので、ボーナスから住民税は引かれません!
基本給23万円の場合、手取りは38万、基本給が25万円の場合、手取りは41万円となりました。
思っていたよりもボーナスからは引かれていませんね。
ボーナスが年間二回あると考え、年間のボーナスとして算出すると、それぞれ手取りが76万円、82万円となります。
もちろん一年目の場合は、夏のボーナスは10万円前後であるので、年間で考えると手取りのボーナスは
40万円半ば~後半くらいになることが予想されます。
何より、ボーナスからあまり税金が引かれていないのが救いです。
賞与が基本給の2.5か月分の場合
基本給が23万円と25万円で場合分けを行い、
賞与が基本給の2.5か月の場合を算出し、以下のような値となりました。
基本給23万円の場合、手取りは47万、基本給が25万円の場合、手取りは51万円となりました。
50万円に近付くとやはり先ほどよりも手取りの大きさを感じますね。
ボーナスが年間二回あると考え、年間のボーナスとして算出すると、それぞれ手取りが94万円、102万円となります。
もちろん一年目の場合は、夏のボーナスは10万円前後であるので、年間で考えると手取りのボーナスは
50万円後半~60万円くらいになることが予想されます。
賞与が基本給の2.5か月分では、
年間での賞与の手取りが100万円に達する可能性があるのは大きいですね。
まとめ
今回は、化学メーカー院卒1年目の初任給、2か月目の給料と手取りについて紹介していきました。
化学メーカーへの進路を検討している人にとって参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。