化学メーカーで研究開発やエンジニアなどの技術系で
仕事を探していますが、あまり田舎には行きたくないんですよね。
私も就活生のとき、全国どこでも良いので、
立地が良いところに行きたいなとざっくりと考えていました。
でも巷では技術系は田舎を覚悟しないといけないと言われていますよね。
私もそうだと思っていましたが、いろいろ調べてみると意外とそんなことなかったです!
今回、「100万人都市まで30分以内で行ける好立地な化学メーカー」というテーマで企業を
ランキングにして説明していきます。
はじめに
今回説明する各企業の情報については、
「就職四季報総合版2021年版」に掲載されていたデータを用いて、それを基に計算したものです。
実際に各拠点に配属される人数に関しては、
2019年の4月に入社した社員の人数を用いました。
この人数は事務系総合職と技術系の両方のデータがあり、
今回は技術系の入社人数を全体人数として計算しました。
新卒一括採用の流れにより、上場企業であれば新卒者のほうが人数が多い企業が大多数ではありますが、入社した社員の人数に関しては、新卒者と転職者の両方を共に含んでいます。
今回100万人クラスの政令指定都市としての定義は
「東京23区、大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市、北九州市、札幌市、川崎市、福岡市、広島市、仙台市、千葉市、さいたま市」
以上の14のエリアとしました。
そして、30分以内にそれらの場所に行く交通手段として新幹線や有料道路を使用することは不可としました。
以上の条件において配属される可能性が比較的高い化学系の企業を上位30社ピックアップしました。
また、100万人都市まで30分以内の割合に関しては以下の式で算出しています。
この記事は、全国の場所にはこだわりがないが、
とにかく人口が多く栄えていて、何かと便利な場所に住みたい人の参考になればと思います。
100万人都市30分以内の拠点に配属される割合が多い企業 (1~10位)
100%となった企業は、入社人数が少ない企業であり、
拠点が少ないことから、一つの拠点が都市部にあり、そこに集中したということが伺えます。
入社人数が少なくない企業でも、日本特殊陶業や日本ガイシのようなほとんど名古屋近辺に拠点が集中する企業や、DICのように拠点の集中はないが、あらゆる拠点が都市部に設置されている企業などがあります。
あくまで、2019年4月入社者の配属地の値ではありますが、8割を超えている企業であれば、
絶対ではありませんが、僻地を嫌う人にとってはかなりの安心材料です、
100万人都市30分以内の拠点に配属される割合が多い企業 (11~20位)
11~20位となると比較的入社人数が多い企業が増えてきました。
1~10位と比較すると、住友化学や日油、ADEKAなど、名古屋よりも大きな都市である大阪や東京近辺に配属人数が多い拠点を持つ企業が増えています。
30分以内で100万人都市に行くことができるパーセンテージが60%を超えているので、
ある程度規模が大きい企業であっても主要な拠点が好立地にある企業群ということが伺えます。
100万人都市30分以内の拠点に配属される割合が多い企業 (21~30位)
21~30位では、化学系で有名な企業が増えてきた印象です。
やはり、ある程度規模が大きいと、配属地が分散されるので、一部田舎での勤務を避けるのが難しくなる印象です。
それでも、比較的配属人数が多い企業が多く、従業員が多い拠点が複数あり、
その中のいくつかは好立地にあることが伺えます。
まとめ
今回は、日本中どこでも良いが、とにかく人数が多く賑わっているところの近くに住み、
働きたいという人向けに化学メーカー縛りで紹介していきました。
勤務地は企業選びの中でもとても重要な要素になってくるので、
これから企業を選択する中で参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。