化学メーカーの研究職のベールです。
就活生の時に初任給が高い化学メーカーが一目で分かったら便利であると感じたので、
今回、初任給が高い日系の化学メーカーのランキングを作成しました。
「初任給が高いかどうか」
これは企業を選ぶうえでも非常に重要な要素になってくると思います。
どうせ同じ時間働くのであれば給与が高いほうが良いですよね。
ということでみんなが気になっている化学メーカーでの初任給の金額をランキングでまとめました。
総括
今回、初任給のランキングを作成する上で化学メーカーは大学院卒の人が多いので、大学院卒の人の初任給を用いました。
各企業ごとの初任給に関してはマイナビやリクナビのリクルートサイトを参考にしました。
化学メーカーの初任給をまとめてみて感じたこととしては、
どんぐりの背比べであるということです。
やはり、一部初任給が比較的高いと思われる企業はありますが、
一部の企業を除くと数千円の違いしかなく、あまり大きな違いはないと感じました。
寮費や家賃補助などの金額などで実質の手取り金額は逆転する可能性があります。
寮費が5000円~1万円の企業もあれば、1万円を超えてくる企業も中にはあるからです。
また、決して化学メーカーの中で有名な企業や財閥系が初任給ラインキングで最上位を占めているというわけではないということが分かります。
また、企業の規模が大きくても営業利益率が非常に高く儲かっていても初任給が抑えられているということもあります。
良くも悪くも初任給の足並みが揃っています。
院卒初任給25万円以上は15社
院卒の初任給が25万円以上の会社は15社となりました。
初任給が25万円を超える企業は中には有名でない企業もありますが、
化学メーカーの中でも知名度が高い企業が比較的多くなっています。
同じ業界で考えても15社が初任給で25万円を超えているので、
平均して高給な人が多いのが化学メーカーの特徴とも言えるでしょう。
◯ 初任給は高いに越したことはないが、金額だけに惑わされてはいけない
初任給が高いに越したことはありませんが、金額だけに騙されないようにした方が良いと思います。
初任給が例え高くても、手当の有無で自分で使うことができる金額には大きく異なるからです。
特に、代表的な手当である住宅手当の有無に関して注目してほしいです。
よく見ると初任給が25万円を超える企業は、ナビサイトに家賃補助の記載がない企業が比較的多いです。
給料が多い代わりに住宅手当を支給しない企業もあれば、
給料が抑えられている代わりに住宅手当を支給する企業もあります。
もちろん初任給も高く、住宅手当も支給され、総合職の平均年収が高い企業が社員に対して支払われる金銭面で言えば業界でも最強です。
最初のうちは社員寮に入る人が多いと思いますが、
将来的に寮を出て家庭を持つときのことを考え、入社したい企業に関しては家賃補助の金額については一度OB訪問などで社員に聞いておいた方が良いと思います。
表にマイナビやリクナビなどのナビサイトで家賃補助の記載のある企業に関しては、
具体的な金額を記載しましたが、
中には上限で家賃の8割の補助がおりる化学メーカーもあるので、家賃補助の金額に関して、企業によってルールが異なるので確認は必須ですね!
表には記載しませんでしたが、どの企業も社員寮や社宅はあるので、仮に家賃補助がなくても費やす家賃は同じであり、住宅の費用を抑えることは可能であるということは言うまでもありません。
都心では住宅の費用が家計の圧迫に繋がるので、どの程度サポートされるのかは重要ですね。
まとめ
今回は初任給が高い化学メーカーについてランキングを作成しました。
同時に初任給だけに惑わされず、気になっている企業に関しては家賃補助の金額に関しては
OB訪問などを行い確認すべきです。
現在では寮や社宅で十分と感じたとしても、
家庭を持ったときに、家賃補助が数万円しかないと
パートナーの職場と自分の職場にとって都合の良い場所にある家を選択することが
金銭的に難しく、距離が遠い社宅に住まないといけなくなる可能性もあるからです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。