今度、初めて学会発表します!
初めての学会は資料作成や準備はとても大変だと思います。
しかし、学会は多く出ればそれだけ良いのでこれからもたくさん発表したほうが良いですよ。
先輩方を見ると無理やり学会に出させられている
印象を受けていましたが、考え方を改めてみようと思います。
学会準備は大変でしたが、改めて修論を書いていて多く学会を経験しておいて良かったと感じています。では、これから理由を詳しく解説していきます!
はじめに
前提として、大学院の研究はテーマに基づき、連続したものです。
基本的に同じ主催者の学会では全く同じ発表スライドはダメですが、他の主催者であれば
同じものが使用できます!
たとえスライドの内容を変更しても、最も良いデータは固定されていると思うので、
2,3ページの変更のみで済む場合も多いです!
したがって、「学会は出れば出るほど、他の学会発表も楽になります!」
続いて、学会に出たほうが良い理由について紹介していきます。
学会に出ることを迷っている方、また学会にエントリーしてしまったが、モチベーションが上がらない方のためになったら幸いです。
立派な実績になる
学会発表は立派な実績です!
実績はないよりはあったほうが良いですよね。
大学院生で日本学生支援機構などで奨学金を借りている人もいると思います。
奨学金返済の免除に関しては、研究を通しての実績が重要であるので、
学会発表の経験が多い人のほうが返済免除になりやすくなります。
2年間で120万円や200万円ほど借りる人がいるので、たとえ半額の返済免除であっても
60万円や100万円であるので、返済免除のために多くの学会に積極的に参加するひともいるほどです。
卒論、修論の発表や論文作成のときに楽になる
研究室の外の人に向けて発表を行うので、より分かりやすく論理的な発表が求められます。
先生としても先生の友達や知り合いがたくさんいる学会であるので、自分の学生が変な発表をすることは避けたいので、様々な手を加えます。
気づいたときには、かなり洗練され、他の学会や卒業論文や修士論文でも使いまわせるほど
完成度の高い資料ができます。
洗練された内容は論文作成の際に記述しても訂正される箇所が少なくなり、
後々非常に楽をすることができます。
私は同じテーマでずっと研究を行ってきたこともあり、修士二年の後半ではかなり洗練され、
学会の質問でも似たような質問が来ることが多いので怖さを感じなくなってきました。
もちろん洗練された資料は修士論文でも使えるので、考察を書くときやデータを示すときなどに非常に役に立ちます!
論文投稿の経験がある人であればなおさら修士論文を書くことは容易であると思います!
学会の準備は最初は本当に大変でしたが、
資料を卒論、修論発表などでも使用できるので非常にありがたかったです。
渡航が気分転換になる
もちろん遊びに行っているわけではないことには注意なので、自分の発表が終わっても会場にはいないといけない場合もあります。
しかし、前日入りして少し観光をしたり、
逆に学会が終わった次の日に少し観光をしている人もいます。
交通費、宿泊費などを研究室の経費で賄ってくれる場合も多く、
海外での学会となるとほとんど旅行気分ですよね。
私は研究室生活のほとんどをコロナ禍で過ごしたので、海外での学会の経験はありませんが、
先輩が出席したときはビールが美味しいとか観光名所の話ばかりで、
肝心な学会発表のエピソードが聞かされなかったのを覚えています。
私も研究室に入ったばかりのときは、国際学会で渡航することを
目標にしてモチベーションを保っていました!
学会会場で様々な経験ができる
実際に私の研究室に所属する外国人は、学会で発表をしている先生の研究が面白そうだったのが理由で、研究室に進学を決めたそうです!
国際学会は長いものでは1週間程度学会が行われるものもあるので、スポーツの国際試合のような感覚で、かなり盛り上がると聞いています。
その分野で有名な先生なども多数参加することもあるので、
講演を生で聞けることはかなり良い経験になると思います。
また、学会で先生に興味を持っていただくことで、
進学することになる可能性もあるので、人生が大きく変わる可能性も秘めているのが学会です!
様々な人が集うのでお祭り好きな人はすごく楽しめると思います!
まとめ
今回は、学会発表は多く出たほうが良いということについて紹介していきました。
特に初回の学会は資料作成が大変ったのを覚えています。
しかし、他の学会でも内容がほとんど同じなので、次第に苦に感じなくなっていきました。
学会に出ることを迷っている方、また学会にエントリーしてしまったが、モチベーションが上がらない方のためになったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。