研究開発職も研究所以外へ配属されます。

化学メーカー
就活生
就活生

将来は企業で研究開発を行うから研究所で勤務することになるのかな?

Koji
Koji

研究開発=研究所というわけでもないんだよ。

研究所が工場と隣接している場合も多いですし、業務内容によっては工場の敷地にある職場になりますよ。

就活生
就活生

大学院まで行って専門性まで高めたのに工場で勤務するのは嫌だな。

Koji
Koji

「工場」と聞くと、単純作業なことをイメージする人もいるかと思いますが。

工場であっても様々な職種の人がいるんですよ。

Koji
Koji

具体的にどのようなことが行われているのか紹介していきます!

研究開発とは

研究開発職が行うことに関しては、企業の製品開発において上流側であり、

読んで字のことく「研究」や「開発」を行う職種です。

「研究開発」と一言で言っても、

部署や従事するステージによって業務内容が全く異なります。

大学の研究室みたいな雰囲気のところから完全に企業としての色が強いところまで多種多様です。

メーカーにおける製品開発の流れ

メーカーにおける製品開発の流れは以下のようになっています。

  1. 基礎研究
  2. 応用研究
  3. スケールアップ
  4. 顧客などに製品を提供

それぞれのステージについて詳しく説明していきます。

〇 基礎研究→応用研究

いわゆる大学の研究に近いものがあります。

特に、種まき段階の研究の場合、顧客に左右されずに研究を行うことができるので、

「化学メーカーがホワイトである」や「残業が少ない」などという情報については、

主に基礎研究を行っている人に多いものであると推測しています。

研究室で行われる小規模なスケールであるので、基本的に研究に強みを持っている研究開発職が

担当することになります。

応用研究→スケールアップ

工場と併設された小規模な研究拠点に配属される研究開発職の人は、

プロセス開発の人と議論しながら開発を行っていくことでしょう。

スケールアップに向けた検討であったり、少しずつ顧客を意識していかなくてはならなくなるので、

基礎研究→応用研究のステップに比べると忙しい傾向にあります。

工場で勤務する他の職種の人と連絡をとりやすくなるようにメインの研究拠点とは別の研究拠点が工場に併設されていることでしょう。

スケールアップ→顧客などに製品を提供

総じて考えると、スケールアップや改良を行って顧客に製品を提供することに関しては、

規模的に工場で行わざるを得ませんが、どう考えても単純作業ではありません。かなりの技術が必要とされます。

基礎研究や応用研究に関しては工場でなく、研究所で行う可能性が高いとは思いますが、「スケールアップ→顧客に製品を提供する」というステップに関しては、基本的に工場で行うことになります。

自動車や電子機器などの産業の変動が激しい業界を顧客としている場合、製品の開発も忙しくなることでしょう。

「プラントのスケールで増産できるのか」や「さらに効率的に生産する方法の検討」に関しては主に

工場の生産プロセスに関しての分野になるので、プロセス、生産技術、プラントエンジニア、製造などのエンジニアがメインで携わることになります。

私が事業所(工場)配属になった理由

はじめに述べておきたいこととしては、事業所配属であっても研究開発職として入社したので、業務内容としては研究開発の業務であり、生産技術、製造などではありません。

私が工場配属になった理由として思い当たることとしては、就活のときや分属の面談のときに

「単なる研究でなく、顧客寄りのことを行い、課題解決をしたい。」

ということを一貫して述べていたということです。

もちろん、これは私が望んでいたことであるので、拠点云々より、私がやりたいことを企業側は優先したのかなと考え、その通りの配属になったというのが感想です。

拠点に関して、工場より研究所のほうが小規模な施設でできることから企業にもよりますが、立地が良い傾向にあり、できれば立地が良いほうが良かったなというのが本音です!

これを踏まえて伝えられることとしては、

研究開発職であり、さらに立地にこだわりたいのであれば、研究開発の中でも上流側である希望を伝える必要があると思います。

それに伴い、研究開発の中でも上流寄りである基礎研究~応用研究で希望を伝える場合、

もちろん「大学に残らずに、企業に入ることを検討している理由」を相手が納得しているように伝える必要があります。

私のように研究開発職であっても研究所でない場所への配属になる場合もあることから、

研究開発職志望が各企業について企業研究をする際には、研究所の場所を調べるだけでなく、どの程度研究所に配属されるのか。また、研究所以外の拠点についても目を通しておかないと

「想像もしていなかった拠点に配属された」ということになりかねません。

各拠点についての配属人数に関しては、四季報に記載されているので、目を通すことをおすすめします。

特に、大都市などに行きたい人が非常に多いと思うので、東京や大阪などに配属人数が多い企業については別の記事で紹介しているのぜひ参考にしてください!

まとめ

今回は、研究開発職であっても研究所で働くことが決定でないということについて紹介していきました。

一言で「研究開発職」と言っても、多くの仕事内容があり、

それによって研究所寄りであるのか工場寄りであるのかが変わってきます。

したがって、研究所寄りのことをやりたいのか、工場寄りのことがやりたいのかを企業側に伝えることで、職務内容や拠点のミスマッチを防げるのではないかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。