食品メーカーに興味を持っています。
また、大学入学からずっと関西に住んでいて心地良いので関西エリア志望です。
関西は京阪神と人口が多いエリアが集中していることもあり、
多くの食品メーカーが関西地方に拠点を有し、技術系も多く配属されています。
それは安心しました。
業界も重視しますが、それと同様に勤務地も重要ですから。
やりたいことも重要ですが、言わずもがな勤務地も重要ですよね。
それでは関西への配属可能性が高い企業について紹介していきます!
はじめに
関西エリアに配属可能性が高い企業を示すうえで、就職四季報2021年度総合版に記載されている値を参考に算出しました。
また、あくまで今回は技術系の入社者に絞って紹介しています。
また、四季報に記載されているのは2019年度4月入社者の人数と配属地であるため、場合によっては4月に入社する中途社員の値も含まれている可能性があります。
しかし、新卒であろうと中途であろうと企業ににとってメインとなる拠点で勤務する人数は多いのは間違いないので、勤務地にこだわる人にとってこの記事が参考になればと思います。
以下の計算式に基づいて関西配属の割合を算出しました。
また、関西でも大阪都市部にこだわる人もいるでしょう。
以下で東京や大阪の大都市部の近郊で勤務する可能性が高い企業についてまとめてあるのでぜひ参考にしてください。
1位~7位
関西への配属可能性が高い企業は、全体的に大阪~京都にかけて拠点が集中しています。
道頓堀のグリコサインがあるように大阪を代表とする食品メーカーである江崎グリコが1位となりました。
しかし、調べてみると事務系総合職の配属地は全国各地に広がっているので、あくまで今回は技術系に絞った全員が大阪へ配属されたということがわかります。
宝ホールディングスは技術系の配属人数があまり多くはありませんが、本社と事業所を兼ねている拠点が京都にあるので、関西の配属割合が非常に高くなっています。
サントリーホールディングスは、リサーチセンターが京都にあるだけでなく、
大阪や京都にも工場や蒸溜所があり、拠点の集中は見られないが、結果的に多くの人が関西エリアに配属されています。
アサヒビールは、茨城県に工場や研究所がありますが、大阪吹田市にある大阪工場にも約半数が配属されていることから非常に重要な拠点であることがわかります。
1位~7位の企業は関西に主要拠点を持つ企業と主要は他の地域だが、関西の拠点は規模が大きく多くの人数が配属されている企業が混在しています。
8位~14位
8位~14位では、拠点が兵庫県や滋賀県にも現れました。
また、配属の割合も急激に減少したことから、食品メーカーは1位~7位の企業が多く見られた大阪~京都にかけて配属人数が多いメインの拠点が多いということが考えられます。
10位の理研ビタミンは、千葉県に研究所や工場が集中していることからそちらがメインの拠点となっていることが大坂への配属が約3割に留まっている原因であると考えられます。
キリンホールディングスや明治も同様に研究所や工場が共に存在する拠点は南関東にあることで関西への配属割合が比較的少なくなっています。
15位~21位
15位~21位の企業は配属の割合が10~15%と低く、全ての企業において主要な拠点ではなく、研究所事業所などは他の地方に集中しています。
雪印メグミルクは技術系の入社人数は55人と多いが、研究所は札幌、川越、北杜などにあり、乳製品が豊かにありそうな地域に拠点があるのが特徴です。
また、工場は全国各地にありますが、やはり生乳を多く用いていることもあり、圧倒的に北海道が多い印象です。
まとめ
今回は関西への配属可能性が高い食品メーカーについて紹介していきました。
関西に主要拠点がある食品メーカーは少ないと感じられますが、中には江崎グリコや宝ホールディングスなど
本社が関西にあり、主要の拠点が関西となっている企業も一部存在することが分かりました。
今後の企業選びの参考になればと思います。