企業に入るときは初期配属はどこでも良いが、
将来のことも考えて、できれば東北地方にも拠点がある企業に入りたいな。
将来のライフプラン的に転勤などで東北に行ける可能性を残しておきたい感じですね。
もしかして、結婚を考えている彼女が東北地方出身ですか?
そうなんですよ。
理系で周りに女性が少ないので学生時代から続いている相手を大事にしたいです!
それは大事にしたほうが良いですね!
東北や北海道は人口が少ないですし、さらに大消費地などからも距離があり、
化学産業は栄えてはいませんが、その中でも配属可能性が高い企業について紹介していきます。
はじめに
今回ランキングを作成するうえで、
以下の計算式で東北地方と北海道地方それぞれの配属の確率を算出しています。
具体的に考慮した詳細などが気になる方がもし居たら、以下の記事の前半部分で記しているので、
気になる方はどうぞ。
東北地方
東北地方の企業の分布を見て感じることとしては、
「福島県はかなり化学系の産業が栄えている」ということです。
中学生のときに、「東北地方はシリコンロード」ということで集積回路関係の工場が高速道路付近に多いということを習ったのを思い出しました。
化学メーカーでは集積回路関係の材料などは生産している企業は多いので合わせて空港や東北自動車道の位置を確認してみました。
他の地方でも同様な傾向がみられるかもしれませんが、きれいに高速道路に沿って拠点が存在することがわかります。
また、AGCは、AGCエレクトロニクスというエレクトロニクスの市場へ向けた素材を扱う会社があり、シリコンロード付近に拠点があります。
東北地方のなかでも圧倒的に福島県に拠点が多く、その中でも日東紡やクレハに関しては、群を抜いて配属可能性が高くなっています。
日東紡は福島に研究所が二つあり、工場も2つ以上あることから非常に高確率で福島県に配属されることがわかります。
クレハは福島県いわき市に研究所や事業所あり、こちらは敷地も広大であり、クレハの主要拠点となっています。BtoCとしてよく知られているクレラップなどが生産され、入社者全体の中でも約8割が配属されています。
北海道地方
北海道地方は、、、、、「太平洋セメント」のみです!
というのも寂しい感じがあるので補足をしていきます。
北海道地方は、工場の夜景で有名な場所が「室蘭」と「苫小牧」
の2つあり、今回化学メーカーを見ていく中でこれらに配属される可能性が高い企業は
見当たりませんでした。しかし、情報を開示していない企業もありますし、広い意味では化学も包含している企業もあるので、それらについて触れていきます。
出光興産は、北海道の苫小牧市に製油所があり、全国に5つある製油所の中の一つを担っていますが、従業員数は2020年の段階で282人となっており、少人数の拠点となっています。
日本製鉄は、北海道の室蘭市に製鉄所があり、大まかに全国に6つの日本製鉄の製鉄所がありますが、その一つを担っています。
日本製鉄の公式ホームページの情報では、2018年時点で室蘭製鉄所の従業員は1050人もいることから、配属される人数も数人~十数人いると予想しています。
全体として北海道は化学メーカーが少ないこととなりましたが、コンビナートもあるので、そちらへ配属される人もいるのではないかと判断しました。
まとめ
今回は、東北地方や北海道地方へ配属可能性が高い企業について紹介していきました。
クレハや日東紡は非常に高い確率で福島県へ配属される可能性が高いです。
他の企業に関しては比較的配属可能性が低くなっています。
北海道地方に関しては化学系の企業はほとんどありませんでしたが、
日本製鉄などの化学の知識を必要とされる鉄鋼メーカーに関しては拠点があり、拠点人数も1000人を超えていることから配属可能性は十分にあると考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。