三重、愛知、静岡の東海地方に拠点を持ち、
配属可能性が高い化学メーカーをランキング形式で紹介していきます!
大学から東海地方に来ましたが、とても居心地が良く、
社会人になってもここに住みたいと考えています。
私は、今は別の地域で働いていますが、将来的には東海地方に戻ろうと考えているので、
チェックしておきたいです。
東海地方は特に自動車のイメージがありますが、
自動車とあまり関連がない企業も含め、多くの企業があるので参考にしてください!
はじめに
東海地方への配属可能性を算出するうえで、2021年版就職四季報総合版に記載されているデータを参考に以下の計算式に基づいて算出しました。
より詳しく計算方法については、以下の記事の前半で記したので、もし気になる方がいましたら参考にしてください。
1位~7位
まずは1位~7位について紹介します。
日本ガイシはセラミックを主力とし、年収も高い大企業ですが、愛知に拠点がとても集中しています。
技術系の入社人数が78人と多いにも関わらず、東海地方の中の愛知県に全員が集まっているという特徴的な企業です。
「絶対に愛知」という希望を最も叶えやすい企業ですね。
次に、配属の可能性が高かった2位の日本特殊陶業に関しても日本ガイシと同じ森村グループであり、
自動車用の部品で有名な企業であり、ほとんどの人が東海地方へと配属されることとなっています。
5位のJSRは自動車などのゴムで有名であることから、車輪などを必要とする商品を製造している企業が多い東海地方ならではということで東海地方がメインの拠点となっていると考えています。
企業の配属地の分布からも愛知の西側に集まっており、BtoB企業が多い業界ではありますが、
名古屋付近にあるのがほとんどですね。
8位~14位
8~14位に関しては、名古屋付近だけでなく、東海地方各地になっています。
また、東海地方にある拠点が一か所に集中している企業も多く、
その拠点に行く確率が30%前後と考えると配属する場所の予想はしやすいと思います。
また、1位~7位の企業とは異なり、自動車や輸送用機械をメインの顧客とした企業は少ないという印象です。
14位の東ソーは、塩ビや苛性ソーダ中心の企業ではありますが、四日市でエチレンなどの基礎化学品も行っている総合化学メーカーです。
山口県と四日市が主要な事業所となっており、四日市は石油化学系の製品が多い印象です。
15位~21位
15位~21位に関しては、少し愛知県の三河エリアや静岡にも拠点が見られますが、
それでもやはり名古屋付近である尾張エリアに拠点が多いとみられます。
また、技術系の入社人数が100人を超える企業が3つとなり、
配属可能性も20%前後であることから全国転勤が多い化学メーカーの大企業においては拠点を絞ることが非常に困難であると考えられます。
東海地方の化学といえば三重県のの四日市コンビナートが有名ですが、
21位までに選出された企業が3つと少なく、
プラントのオペレーションがメインで開発や研究や事業部などの拠点はあまり多くないのかもしれませんね。
まとめ
今回は、東海地方への配属可能性が高い化学メーカーについて紹介していきました。
規模が大きい企業であっても中には90%を超える配属割合であった企業もあり、
他の地方とは違った特色を示していました。
また、多くの化学系のメーカーは名古屋付近に集中しており、三重は四日市などが非常に有名な石油化学コンビナートではありますが、
思っていたより三重へ配属可能性が高い企業が少なかったです。
BtoB企業は都市部からはかなり離れたところに生産拠点や研究拠点が作られる印象がありましたが、
意外とそんなことはないという結果になりました。
ぜひ、今後の企業選びの参考にしてください。