技術系で東京大阪都市圏内で勤務できる食品メーカー一覧!

化学メーカー
就活生
就活生

生物系を専攻していて、食品メーカーに興味があります。
技術系で希望していますが、東京や大阪の大都市付近で勤務可能ですか?

Koji
Koji

技術系に限定して調べましたが、他の業界に比べ、

東京23区や大阪市に1時間程度で行ける企業はかなり多かったです。

就活生
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それなら安心しました。

具体的にどのような企業が該当するのかを教えてください!

Koji
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それでは、企業ごとに拠点を挙げて説明していきます!

はじめに

今回記述する「技術系入社者」はすべて2019年4月とします。

各企業における入社人数や拠点配属人数に関しては「2021年四季報総合版」に記載されている値を用いています。

また、4月の入社者であっても全員が新卒であるというわけではなく、中途の人もいることから、新卒や中途でまた配属先に関しては変わってくるとは思いますが、

区別する手段がないのでご了承ください。

全体的に食品メーカーはBtoC企業であることからか、大消費地の近郊に技術系の拠点も多く、

東京23区や大阪市に1時間あれば行くことができる企業は非常に多かったです。

そこで、今回は攻めていきます。

今回挙げていく企業は「東京23区や大阪市に30分程度で行くことができる企業」としました。

気軽に大都市に行ける企業としてまとめようと考えていたので、

交通手段に関しては新幹線や高速道路は使わないこととしています。

それでは、以下の数式に従って算出した値が高い企業について挙げていきます!

味の素

味の素は、海外売上高は5割を超えており、海外版のクックドゥなども東南アジアなどでも販売されている調味料メーカーですが、アミノ酸解析のけっけんを活かして医薬品事業にも取り組んでいます。

味の素は、36人の技術系入社者が、川崎市に32人、東京に4人配属され、大都市圏内の割合は100%となりました。

味の素は、川崎に事業所、研究所、工場が集中しているので、ほとんどの人が川崎に配属されることになるのも納得です。

「食品メーカーの中でも言わずと知れた大企業+高給+東京にかなり近い」

という要素を兼ね備えた味の素は人気があるのも当然のことであると改めて感じました。

Koji
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知名度+高給+東京近郊を兼ね備えているという超人気企業ですね!

アサヒグループ食品

アサヒグループホールディングス傘下であり、グループ内での食品事業の中核を担い、1本満足バーやクリーム玄米ブランや錠剤のサプリメントに力を入れていることから健康食品関連が多い印象です。

アサヒグループ食品は9人の技術系のうち、2人が東京都中央区、5人が東京都調布市に配属され、大都市圏内の割合は78%となりました。
 

商品開発の拠点が調布にありますが、工場は調布にはないことから技術系は商品開発に関わる人が多いというと解釈することができます。

Koji
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調布は過ごしやすく、都心も近いので良いですね。

アサヒビール

アサヒビールはアサヒホールディングスの中核企業であり、言わずと知れたビール最大手企業であり、ビール以外のお酒も多く手掛けています。

アサヒビールは、16人の技術系入社者が2019年4月、吹田市に8人配属され、大都市圏内の配属可能性は50%となりました。

茨城県に工場や研究所があり、吹田工場には研究所はありませんが約半分が吹田に配属されており、

アサヒビールだけでなくアサヒグループの他の企業の拠点もあることからアサヒグループにおける拠点としては大きいことが分かります。

Koji
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ビールでかなり有名な大企業ではありますが、

あまり技術系の配属人数が多くないですね。

キリンホールディングス

キリンホールディングスは、お酒、清涼飲料水などの会社を傘下に持ち、特にビールで有名ですが、近年はファインケミカル分野にも注力している企業です。

キリンホールディングスは、24人の技術系入社者のうち、16人が横浜に配属され、大都市圏での配属可能性は67%となりました。

ほとんどが商品開発研究所や工場が設置されている横浜鶴見に配属され、キリンビバレッジ、キリンビール、キリンホールディングスなどの拠点が集約されています。

Koji
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やはり研究所や工場が集中している拠点であるので、かなり多くの人が配属されていますね。

ヤクルト本社

ヤクルト本社は乳酸菌飲料が中心ではありますが、医薬品事業として抗がん剤などの研究にも注力しています。

18人の技術系入社者のうち、3人が銀座、6人が国立市へ配属となり、大都市圏内配属の割合は50%となりました。

中央研究所が東京都国立市にあり、ホームページを見る限り、アカデミックのようなかなり本格的な研究を行っているので、

食品だけでなく、医薬品や化粧品の研究も行いたいという人にはとても良い企業だと思います。

Koji
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研究所での研究内容がかなり本格的であるので、

技術系入社者は少ないですが、研究にとても力をいれている印象を受けました。

森永製菓

森永製菓は、有名菓子メーカーですが、菓子だけでなく、ウイダーという名前がなじみ深い「in ゼリー」やプロテインなどの健康食品にも力を入れている企業です。

森永製菓は、11人の技術系入社者のうち、7人が横浜市に配属され、大都市圏内の割合は、64%となりました。

森永製菓は、鶴見に工場と研究所が設置されており、研究所で研究をする人や工場で生産技術を行う人が共に集う拠点であることが分かります。

Koji
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鶴見に工場と研究所があり、

東京に行きやすいところに技術系のメインの拠点があるので便利です。

江崎グリコ

江崎グリコは大阪のイメージが強い菓子メーカーでありながら東京にもオフィスがある日本を代表とする菓子メーカーです。

江崎グリコは、18人の技術系入社者が2019年4月、全員大阪市に配属され、大都市圏内の配属可能性は100%となりました。

江崎グリコ本社の敷地内に研究所があり、梅田へのアクセスが抜群であることから研究+都市部が叶えられる可能性が高い企業です。

なお事務系総合職の入社者は全国各地へ配属されていることから技術系のメインの拠点が大阪市西淀川区にあるとみて間違いないでしょう。

Koji
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事務系総合職が全国各地に配属されているので、

技術系のほうが配属の立地が良いのは珍しいですね。

理研ビタミン

理研ビタミンは、理化学研究所発祥の企業であり、ドレッシングやわかめに強みを持つ企業です。

理研ビタミンは技術系入社数が14人であり、千葉市が6人、埼玉県草加市が3人、大阪府枚方市が4人となっており、大都市圏内の割合は93%となりました。

最も配属人数は多かった千葉市であり、千葉工場には工場や研究拠点もあります。

2019年に千葉と埼玉と大阪の3か所に分散されていた食品用改良剤事業の研究拠点を千葉市に集約したことから現在ではさらに千葉市への配属可能性が高いことが予想されます。

Koji
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拠点はかなり分散されていますが、

かなりの確率で大都市の近くには住むことができる企業ですね。

昭和産業

昭和産業は、大手製粉メーカーであり、食用油も製品としてありますが、製粉由来の製品が非常に多いメーカーであり、国内だけでなく、近年は東南アジアにも進出しています。

昭和産業は、17人の技術系入社者が2019年4月、千葉県船橋市に11人、千代田区に1人配属され、大都市圏内の配属可能性は71%となりました。

千葉県船橋市に工場や研究所があることから主要拠点であり、ディズニーランドや幕張などにも近く、東京へいくのも苦労しないことから千葉に拠点を置くメーカーの中でも立地が良いと感じます。

また、研究開発センターでは、研究棟と工業化用の棟があり、基礎と応用の両方に力を入れており、研究者は論文執筆や学会発表も行っている企業です。

Koji
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分散していた研究拠点を集約し、研究開発センターを設立したこともあり、

研究開発に力を入れていることが分かります。

味の素AGF

味の素AGFは味の素の子会社であり、インスタント、レギュラー、リキッドのコーヒーをすべて取り扱っているコーヒー専門メーカーです。

味の素AGFは、11人の技術系入社者のうち、3人が新宿、2人が渋谷、1人が川崎に配属され、大都市圏内の配属可能性は55%となりました。

開発拠点は味の素と同じ川崎の研究所ということであるので、東京での働き方はわかりませんが、約半数が東京へ配属されることとなっています。

Koji
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配属人数が比較的多い拠点が本社であり、

技術系でも研究をする人が少ないのかもしれませんが、立地は抜群です。

番外編

番外編では、拠点が多く、それぞれの拠点について具体的な配属人数の記述がなかったが、十分に大都市圏内での配属可能性がある企業について紹介していきます。

日清オイリオグループ

日清オイリオグループは、家庭用油でなじみ深く、国内最大規模の食用油メーカーであり、油のノウハウを活かして近年は化粧品などにも取り組んでいるメーカーです。

日清オイリオグループは、10人の技術系入社者のうち9人が横浜に配属され、東京大阪大都市圏内の割合は90%となりました。

横浜の川崎寄りにも事業所がありましたが、こちらの事業所ほうがgoogleの口コミも圧倒的に多いのと、さらに研究所も併設されていることからこちらがメインの拠点とみなしました。

ロッテ

技術系入社数28人のうち、埼玉県に21人の配属となっていますが、埼玉県の拠点が多く、いずれも埼玉の南側ではありますが、

東京23区には30分以内でたどり着くことができる拠点はすべてではないことから今回は番外編に入れさせていただきました。

しかし、埼玉県には狭山市に工場があり、さいたま市に研究所や工場があるので、多くの人が配属され、もっとも東京から遠い狭山市でも一時間程度で新宿に行けるところにあります。

ニップン

ニップンは、全技術系入社32人のうち、東京が4人、神奈川が11人、千葉が3人、大阪が1人となりました。

横浜に工場がありますが、神奈川県厚木市に中央研究所があり、仮にこちらへの配属人数が多い場合には、大都市に近い拠点への配属人数が少なくなるので、今回は番外編に入れました。

まとめ

最後に今回算出した東京大阪大都市圏内での配属可能性を表として一覧にしました。

多くの企業が好立地に技術系の拠点があるということが分かりました。

大都市圏内で生活を望む理系の方々にとってためになれば幸いです。