私は文系なので、メーカーの事務系総合職なら本社勤務ですかね?
事務系総合職は本社勤務のイメージがあるかもしれまんせんが、
実際にどうなのかを詳しく紹介していきます!
はじめに
今回は、化学メーカーに勤務する事務系総合職が果たして本社勤務 (東京や大阪の都市部など)が多いのかどうかについて記述していきます。
これを記述していこうと思った理由として、私は社会人一年目として技術系として働き始めましたが、私の会社の同期について本社に配属される事務系総合職の人もいればそうでない人もいたからです!
もちろん技術系の人よりは圧倒的に本社勤務の可能性は高いのは当然ですが……。
「他の会社はどうなのかな?」と疑問をもったこともあり、調べてみました。
どのくらいの人数が本社勤務になっているのかを調べるうえで具体的な配属人数などが四季報総合版で触れられている化学メーカーに関して、実際に計算をしてみました。
ただし、私が見た四季報での値はあくまで2019年の4月入社における人数を表しているので、4月入社の新卒や中途社員が含まれています。
あまり、人財の流動が大きくない業界であるので、ほとんど新卒と考えてよいと思います。
また、本社と言ってイメージするのは、東京や大阪のオフィスというものになるのが一般的であると思うので、東京や大阪でないところに本社があり、その拠点への配属人数が多い企業に関しては除外しています。
結果
早速、「事務系総合職が都市部など本社勤務への配属が多いのかどうか」について調べた結果について紹介します!
答えは「ノー」です。
技術系よりは当然都市部への配属は多くはなりましたが、決して事務系総合職が都市部が多いとは言えないということになりました。
個人的には思っていたより新卒初期配属での都市部への配属人数が少なかったです。
地方の技術系の社員が多く配属される拠点に配属される場合も大いにあり得ます。
もともと化学メーカーは事務系総合職の採用人数は少ない傾向にあるので、同じ拠点に配属される同じ職種の同期がほとんどいないこともあります。もちろん拠点の数によりますが。
事務系総合職であっても都市部配属が多くない理由
事務系総合職であっても都市部配属が多くない理由について考察します。
例えば、技術系以外の仕事は各拠点ごとに業務がありますよね。
中学校や高校も先生以外にも事務職を行っている人がいると考えたらイメージしやすいかもしれません。
一つの拠点があればその中で事務系の人が担う仕事と技術系の人が担う仕事があるのは妥当であり、冷静に考えると「確かにそうだね」となります。
本社以外の事業所 (工場など) の拠点であっても一定数の事務系総合職の人は必要であり、さすがに技術系だけでは成り立たないです。
したがって、数年後に本社を見据えたりする場合もあるとは思いますが、現場のことも学ぶなどの目的で新卒で入る社員が地方に配属されているのではないかと推測しています。
企業一覧
あまり本社勤務が多くないことが分かりましたが、
それでもやっぱり本社配属が多いほうが良いと考えている人もいると思います。
そこで、東京と大阪それぞれに関して、本社があるような都市部への配属割合が高い企業に関してランキングを作成しました。
ランキングを作成するうえで今回、東京23区や大阪市に本社や本社以外の拠点がある場合もカウントしました。
また、企業の中には、東京のオフィス街以外の場所に本社がある企業もありますが、
東京23区以内であったため特に区別せずにカウントしました。
以下にそれぞれ東京23区割合と大阪市割合をまとめた表を示します。
東京
大阪
まとめ
今回は、事務系総合職がオフィス街勤務になるのかどうかについて検討を行っていきました。
個人的な感想としては、思っていたより地方に配属される人が多いと感じました。
「技術系は特に地方配属を覚悟したほうが良い」と巷では言われていましたが、
事務系においても初期配属に関しては、
企業によりけりで、東京への配属の可能性が決して高いとはいえない企業も多くあることが分かりました。
もちろん勤続年数の増加に伴い本社への異動の道が開けてくる企業もあるとは思いますが、20代半ばの生活に大きな影響を与える初期配属は重要であると考えているのでまとめました。